<日韓若手文化人対話―ともに語り、考えを分かち合う。>
劇作家・演出家 柴幸男×シンガーソングライター・映像作家 イ・ラン
日本と韓国の<ひとり>と<ひとり>が出会って対話するとき、また真摯に相手の思いを受け取り、
伝えようとするとき、自分の奥にある何かが目覚め、ほんの少し何かが変わる――。
2015年の日韓国交正常化50周年を記念して開始された「日韓若手文化人対話」。
2018年10月、第三次韓流ブームともいわれる新たな空気の中で、韓国国際交流財団東京事務所、
国際交流基金ソウル日本文化センター、株式会社クオンが再びタッグを組み、シーズン2がスタートします。
その第1弾は、劇作家・演出家の柴幸男さんとシンガーソングライター・映像作家のイ・ランさんの対話です。
おふたりに、お互いの活動について、日韓両国の演劇やアート、社会状況について、など
存分に語っていただきます。
<催事概要>
・日時:2018年10月14 日(日)17:00~19:00
・場所:在日本韓国YMCAアジア青少年センター
地下スペースYホール
(東京都千代田区猿楽町 2 - 5 - 5在日本韓国YMCA アジア青少年センター)
・入場無料
・申込: 要(先着200名)
https://www.kokuchpro.com/event/culturetalk1/
・共催: 韓国国際交流財団東京事務所、国際交流基金ソウル日本文化センター、株式会社クオン
・公式Facebook:https://www.facebook.com/culturetalk
~~プロフィール~~
柴幸男/劇作家・演出家・ままごと主宰
1982年生まれ、愛知県出身。青年団 演出部、急な坂スタジオ レジデント・アーティスト。
多摩美術大学
講師、四国学院大学 非常勤講師。東京の劇場から北九州の船上まで、新劇から学芸会まで、
場所や形態を問わない演劇活動を行う。
日本大学藝術学部在学中に『ドドミノ』で第2回仙台劇のまち戯曲賞を受賞。2010年に『わが星』で第54回
岸田國士戯曲賞を受賞。2013年の瀬戸内国際芸術祭より小豆島での継続的な滞在制作を開始。
島民や観光客を巻き込み、"その時、その場所で、その人たちとしかできない
演劇"を上演している。また、アートスペースを併設した休憩所である、象の鼻テラス(横浜)では、
パブリックスペースという特徴を生かし、流れる人と時間をそのまま劇中に取り込んだ作品づくりを3年間、
行った。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、劇団HPにて過去の戯曲を無料公開中。
2015年には東京と小豆島で『わが星』を再々演し、あわせて約9000名を動員した。また12月に横浜象の鼻
テラスにて3年目となる「Theater ZOU-NO-HANA」を上演した。
イ・ラン/シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト
1986年ソウル生まれ。16歳で家出、独立後、イラストレーター、漫画家としてのキャリアをスタート。
韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻し、
在学中に趣味で音楽を作り始め、映画と音楽、そして絵を描く仕事を結局すべて行っている。
正規アルバム『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』と
短編映画『変わらなくてはいけない(原題)』『ゆとり(原題)』などを発表。
デジタルドラマ『ゲーム会社の女職員たち(原題)』『オー!半地下の女神たちよ(原題)』の脚本/監督を
務めた。著書に『イ・ラン4コマ漫画(原題)』『私が30代になった(原題)』など。
この秋リトルモアから『대체 뭐하자는 인간이지 싶었다(一体何をする人なのかと思った)』の邦訳が出版予定。